ハワイ島には沢山の日本人オーナーがいらっしゃいます。そのうち、オーナーの住所が日本にある方は637人!かなりの数です。家を持つ方もいらっしゃいますが、土地を数十年前に購入し、そのままという方も多いようです。そして、ここ数年、そのような土地の持ち主の方々を偽った詐欺が多く発生しています。

ハワイ島のリアルター協会からの注意喚起です。

これによると、詐欺師は日本人オーナーだと偽り、販売をメールで依頼しています。この際に使われるのが、偽のパスポート。詐欺の対象国は日本だけでなく、イギリスやカリフォルニアの場合もあります。下記が偽造パスポートです。

日本人のパスポートは私が見れば、一瞬で、偽物とわかるのですが、アメリカ人エージェントはベテランエージェントでも騙されて販売し、契約途中で発見されて、販売にストップがかかった事案が何件もあります。みなさん、この名前と写真で、性別が違うだろう!と思われますよね。

私のクライアントでも、数人、過去にご自身の土地を勝手に販売されていたケースがありましたが(ご本人は私がお伝えするまで全く知りませんでした)、販売完了には至らず、私の方で、ご本人様と契約し無事に完了となった方が何人かいらっしゃいます。この注意喚起はハワイ島全てのリアルターに連絡が言ってますが、いまだに、詐欺はあるようで、他のアメリカ人エージェントからよく相談を受けます。相談を受けた物件は、100%詐欺でした。悲しいですよね。怪しく思っても、確証が持てない為、販売をしてしまう方もいるようです。

私の場合は、日本語で対応致しますが、全ての状況をメールだけでなく、必ず、テレビ電話でも確認いたします。テレビ電話での会話は最初に行います。また、ご本人の証明として、パスポート写真は必須となります。このようにして、私は詐欺を防ぎ、ご満足頂ける販売を心がけております。