溶岩の噴火や溶岩流で生活に支障が出ている地域はプナ地区の南側ですが、火山灰はかなり広がり特に風下の島の南側と西側のコナの方にも影響が出ています。

風上となる東側は比較的に火山灰の影響は酷くなく、ヒロやヒロの北側のハマクアコーストは青空と紺碧の海が見えます。(左の写真は6月11日ヒロで撮影)

現在観光スポットとして一番人気のボルケーノ国立公園が閉鎖されていますが、今最も活発な噴火の様子を是非写真やビデオに撮りたいとの要望が強いため、新たな溶岩噴火を見られるスポットの開設を当局は急いでいます。CINDY ELLEN RUSSELL / CRUSSELL@STARADVERTISER.COM

溶岩が噴出しているレイラニエステートとラニプナガーデン付近のラバ(溶岩流)ゾーン1にある住宅地は当然ながら全く不動産取引はありませんが、火山噴火についてあまりにもセンセーショナルに報道されてハワイ島全体のイメージを悪くしているため、海外や州外からの不動産の購入者は減少気味ですが、火山灰の酷い地域に住んでいる人はもう少し北側に物件を探している人が増えています。